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会社を作って数か月。仕事は取れて請求書も出した。
でも入金は2か月先で、その前に外注費と家賃の支払いが来る。
銀行に相談すると「まずは決算を1期終えてから」と言われる。
ファクタリングなら売掛金を先に現金にできると聞いたけれど、
決算書がまだ1枚もない会社でも申し込めるのかが分からない。
この記事は、その状態の方に向けて書いています。
結論から言うと、設立1年目であること自体は、ファクタリングでは決定的な不利になりにくい取引です。
ただし「決算書の代わりに何を出すか」は会社ごとに違うので、そこだけは申込み前に確かめる必要があります。
なぜ設立1年目でもファクタリングは使えるのか
銀行やビジネスローンが見ているのは「この会社は、貸したお金を返せるか」です。
判断材料は決算書、つまり過去の実績です。
決算を1度も迎えていない会社は、材料そのものが無いので慎重に見られます。
ファクタリングは仕組みが違います。
あなたの会社が持っている売掛金を、ファクタリング会社が買い取ります。
代金を最終的に払うのは、あなたではなく請求先(売掛先)です。
だからファクタリング会社が一番気にするのは、
「この請求書の代金は、期日にちゃんと支払われるか」になります。
Easy factorの公式FAQも、設立1年未満でも利用できる理由として
「売掛先企業の信用力を重視するため、お客様の事業歴の長さは審査の主要因ではありません」と説明しています。
つまり、設立1年目の会社でも、請求先がしっかりした会社なら話は進みやすい。
逆に言えば、請求先が設立したばかりの小さな会社どうしだと、条件は厳しくなりえます。
申し込む前に確認しておく4つのこと
設立1年目の会社がつまずきやすいのは、審査そのものより書類と前提条件です。
次の4つを先に確かめておくと、面談で止まりません。
設立1年目の申込み前チェック
申し込む前に確認しておく4つのこと
- ✓✓請求書は発行済みか:これから仕事をする分(まだ請求していない分)は、通常は売掛金として扱えない
- ✓✓請求先は法人・個人事業主か:Easy factorは売掛先が個人の場合は対象外
- ✓✓決算書の代わりに何を出すか:公式サイトに記載がないため、申込み時に聞く
- ✓✓取引の実在を示せるか:契約書・発注書・メールのやり取りなど、仕事を受けた経緯が分かる資料を手元にまとめておく
決算書がない場合に聞くべきこと
Easy factorの公式サイトが案内している必要書類は、
直近の決算書(個人事業主は確定申告書)・請求書・通帳のコピーの3点です。
一方で「まだ決算を迎えていない場合に何を出すか」は、公式サイトでは確認できませんでした。
必要書類の詳細はZoom面談で案内される流れになっています。
そこで、申込みのときに次のように聞くのが確実です。
- 決算前なので決算書がない。代わりに何を出せばよいか
- 手元にあるもの(月次の試算表、会社の登記事項証明書、個人事業主なら開業届の控え)で足りるか
- 通帳のコピーは、開業後の期間が短くても問題ないか
ここで「無い書類を無理に用意する」必要はありません。
あるものを正直に伝えて、それで進められるかを聞くのが一番早い進め方です。
⚠ 書類を作り込まない
実績を大きく見せるために請求書の金額を変える、実在しない取引の請求書を出すといった行為は、詐欺罪等に問われる可能性がある重大な不正です。設立1年目であることは隠す必要がありません。
請求書を送って見積もりを見てから決められます。条件が合わなければ断って構いません。
法人・個人事業主が対象。売掛先が個人の場合は対象外です。手数料率・入金時期は申込内容により異なります(株式会社No.1公式サイトおよびA8.net掲載情報)。
Easy factorの条件(公式サイトの記載)
設立1年目の会社から見て関係する条件だけを抜き出します。
公式サイトで確認できなかった項目(買取の下限額など)は載せていません。
手数料が売掛金に対して何%になるかは、請求先や金額によって見積もりで決まります。
たとえば100万円の請求書なら、手数料2%で2万円、8%で8万円が差し引かれる計算です
(単純計算。実際の手取り額は見積もりで確認してください)。
創業融資とどちらを先に考えるか
設立1年目の資金調達には、日本政策金融公庫の「新規開業・スタートアップ支援資金」という選択肢があります。
公庫の公式サイトによると、対象は新たに事業を始める方、または事業開始後おおむね7年以内の方で、
融資限度額は7,200万円、運転資金の返済期間は10年以内(うち据置期間5年以内)です。
審査では創業計画書で事業計画の内容を確認するとされています。
ファクタリングと創業融資は、競合するものではなく役割が違います。
判断の目安はシンプルです。
「この1回をしのげば、あとは入金で回る」ならファクタリング。
「毎月足りない」なら、ファクタリングを繰り返す前に融資を検討する。
ファクタリングは使うたびに手数料がかかります。
金融庁も、事業者向けファクタリングについて
「高額な手数料を支払うと、かえって資金繰りが悪化し、多重債務に陥る危険性があります」と注意を呼びかけています。
設立1年目は売上が安定しないことも多いので、毎月の資金不足をファクタリングだけで埋める形は避けたほうが安全です。
設立間もない会社が狙われやすい業者に注意
実績のない会社は「どこも相手にしてくれない」と感じやすく、
条件の悪い業者と契約してしまうことがあります。
金融庁は、次のような取引は偽装ファクタリング(実質的な貸付け)の疑いがあるとしています。
- 受け取る買取代金が、債権額に比べて著しく低い
- 売主(あなた)が債権を買い戻すことになっている
- 売主自身の資金でファクタリング業者に支払わなければならない
契約前に、手数料以外の費用の有無、償還請求権の有無、買い戻しの条件を書面で確認してください。
見分け方はファクタリングの悪質業者・偽装ファクタリングの見分け方で詳しく整理しています。
設立1年目の会社が見積もりまで進める手順
- 1発行済みの請求書と、請求先が法人・個人事業主であることを確認する
- 2契約書・発注書など、取引の経緯が分かる資料を1か所にまとめる
- 3申込み時に「決算前である」ことを伝え、代わりに必要な書類を聞く
- 4見積もりの手数料と、実際に振り込まれる金額を確認する
- 5条件に納得できたら電子契約へ。納得できなければ断る
Q. 設立して数か月でも本当に申し込めますか?
Q. 開業したばかりの個人事業主でも使えますか?
Q. 赤字でも大丈夫ですか?
Q. 取引先に知られませんか?
請求書を送って見積もりを見てから決められます。条件が合わなければ断って構いません。
法人・個人事業主が対象。売掛先が個人の場合は対象外です。手数料率・入金時期は申込内容により異なります(株式会社No.1公式サイトおよびA8.net掲載情報)。
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