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Mediumとは?世界中の読者に届く発信プラットフォーム
Medium(ミディアム)は、文章や画像を投稿して世界中の人々と共有できるプラットフォームです。 Twitter(現X)の共同創業者によって2012年に設立され、広告表示がないシンプルなデザインと、質の高いコンテンツが評価されています。 日本の「note」と比較されることもありますが、主な読者が全世界のユーザーである点や、収益化の仕組みに違いがあります。
この記事では、個人事業主やフリーランスがMediumで発信を始め、収益化するまでの具体的な手順を、公式情報に基づいて解説します。
Mediumの収益化「パートナープログラム」とは?
Mediumの収益化は「パートナープログラム(Partner Program)」という仕組みを利用します。 記事単位で価格を設定するのではなく、プラットフォーム全体の収益から貢献度に応じて分配される点が特徴です。
【2026年最新】パートナープログラムの参加条件
Mediumは2026年8月にパートナープログラムの参加条件を更新し、以前よりも参加しやすくなりました。 以前は「フォロワー100人以上」という要件がありましたが、現在は撤廃されています。
最新の参加条件は以下の通りです。
- Mediumの有料会員であること(月額5ドルまたは年額50ドル)
- 少なくとも1つ以上の記事を公開していること
- プロフィール(写真と自己紹介)が設定済みであること
- 支払いを受けられる国(日本は対象)に銀行口座があること
- 18歳以上であること
これらの条件を満たしていれば、申請後すぐにプログラムに参加できるかどうかが分かります。
Mediumの始め方|登録から収益化申請までの5ステップ
アカウント登録からパートナープログラムの申請まで、手順に沿って解説します。
ステップ1:アカウント登録とプロフィール設定
まず、Medium公式サイトにアクセスし、アカウントを作成します。 Googleアカウント、Appleアカウント、またはメールアドレスで登録できます。
登録後、プロフィールを設定します。パートナープログラムの参加条件にも含まれているため、名前、自己紹介文、プロフィール写真は必ず設定しましょう。 プロフィールは、読者があなたをフォローするかどうかの判断材料になります。
ステップ2:有料会員(Medium Membership)になる
パートナープログラムに参加するには、有料会員である必要があります。 料金は月額5ドル、または年額50ドルです(2026年10月時点)。 アカウント設定画面からメンバーシップに登録できます。
ステップ3:記事を1つ以上公開する
次に、記事を最低1つ公開します。 画面右上の「Write」ボタンからエディタを開き、文章を作成します。日本語でも英語でも投稿可能です。 公開(Publish)する際に、読者が記事を見つけやすくなるように関連する「タグ」を5つまで設定できます。
ステップ4:パートナープログラムに申請する
上記3つのステップが完了したら、パートナープログラムに申請します。設定画面の「Partner Program」から申請ページにアクセスし、「Apply now」をクリックします。 条件を満たしていれば、その場で承認されます。
ステップ5:支払い設定と税務情報の提出
プログラムへの参加が承認されたら、収益を受け取るための設定を行います。これには「Stripeアカウントの連携」と「税務情報の提出」の2つが必要です。
Stripeアカウントの連携
Mediumからの支払いは、オンライン決済サービス「Stripe」を通じて行われます。 Mediumの指示に従ってStripeアカウントを連携させます。まだStripeアカウントを持っていない場合でも、Mediumの登録フローの中で新規に作成できます。 Stripeに登録した銀行口座に、日本円で収益が振り込まれます。
日本のユーザーがStripeに登録する際、「特定商取引法に基づく表記」ページのURL提出を求められることがあります。 その場合、自身の連絡先(住所・電話番号)などを記載したページをMediumのストーリーとして作成し、そのURLを提出する必要があります。
税務情報(W-8BEN)の提出
Mediumは米国の企業であるため、米国外の居住者が収益を得る場合、米国税務当局(IRS)の規定に従い、税務情報を提出する必要があります。 日本の個人事業主やフリーランスの場合、「W-8BEN」というフォームをオンラインで提出します。
W-8BENは、あなたが米国非居住者であることを証明し、日米租税条約に基づく源泉徴収税率の軽減措置を受けるために必要な書類です。 フォームの提出には、氏名、住所のほか、「Foreign Tax Identifying Number(外国の納税者番号)」として日本のマイナンバー(個人番号)の入力が必要になる場合があります。
Mediumの手数料と報酬の受け取り方
Mediumの手数料
Mediumは、ライターの収益から「XX%」といった形で直接手数料を徴収するモデルではありません。 収益の原資は、有料会員から集められた月額・年額の会費です。 この会費全体からプラットフォームの運営費などが差し引かれ、残った分がライターの貢献度(読者の閲覧時間やエンゲージメント)に応じて分配されます。
報酬の受け取り
報酬はStripeを通じて支払われます。 発生した収益が10ドルを超えると、Stripeアカウントに登録した日本の銀行口座へ振り込まれます。 振込時には、Stripeが定める送金手数料が別途発生する可能性があります。
Mediumの収益と確定申告
Mediumのパートナープログラムで得た収入は、所得税の課税対象となるため、確定申告が必要になる場合があります。
個人事業主やフリーランスの場合、年間の合計所得金額が基礎控除額(48万円)などを超えると確定申告が必要です。 会社員が副業としてMediumで収入を得た場合、給与以外の所得(雑所得)が年間20万円を超えると確定申告が必要になります。
確定申告の際には、収入を証明する書類として、Stripeの取引明細などが利用できます。また、Mediumは米国外の居住者で年間0.50ドル以上の収益があったライターに対し、「1042-S」という税務書類を発行します。 この書類には、年間の総収入と源泉徴収された税額が記載されており、確定申告の際に必要となる重要な書類です。
まとめ
Mediumは、簡単な手順で世界中の読者に向けた発信を始められるプラットフォームです。2026年8月の条件改定により、パートナープログラムへの参加ハードルが下がりました。 始めるために必要なのは、有料会員登録、プロフィール設定、そして1本の記事だけです。 収益の受け取りにはStripe連携とW-8BENの提出が必要ですが、一度設定すれば、あとはコンテンツ制作に集中できます。 海外向けに自分の知識やスキルを発信し、新たな収益源を確保する手段として、Mediumの活用を検討してみてはいかがでしょうか。
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