【広告・PR】本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)を含みます。リンク経由でお申し込みがあった場合、当サイトが広告主から成果報酬を受け取ることがあります。掲載内容は当サイトが独自に作成しており、報酬の有無が評価内容に影響することはありません。
Kindleダイレクト・パブリッシング(KDP)とは?
Kindleダイレクト・パブリッシング(KDP)は、Amazonが提供するセルフパブリッシングサービスです。 これを利用することで、個人や中小企業が初期費用なしで電子書籍を出版し、AmazonのKindleストアを通じて世界中の読者に販売できます。 登録料や月額費用はかからず、本が売れたときにだけ、売上に応じたロイヤリティ(印税)を受け取る仕組みです。 執筆した原稿と表紙画像さえあれば、誰でも出版に挑戦できるのが大きな特徴です。
KDPを始める前に準備するもの
KDPで出版プロセスをスムーズに進めるために、あらかじめ以下のものを準備しておきましょう。
KDPを始める前に準備するもの
- ✓Amazonアカウント:KDPの利用には、通常のAmazonアカウントが必要です。 もし持っていなければ、先に作成しておきます。
- ✓出版したい原稿:Microsoft Word(DOC/DOCX)、EPUB、テキストファイル(TXT)などの形式で用意します。
- ✓表紙画像:読者の第一印象を決める重要な要素です。JPEGまたはTIFF形式で作成します。
- ✓銀行口座情報:ロイヤリティを受け取るための日本の銀行口座情報(口座名義人、口座番号、金融機関コードなど)が必要です。
- ✓マイナンバー:米国での源泉徴収を免除または軽減するために必要な税務情報の提出で、納税者識別番号(TIN)として使用します。
Kindle出版の始め方|登録から出版までの5ステップ
KDPのアカウント作成から実際に出版するまでの流れは、大きく5つのステップに分けられます。
ステップ1:KDPアカウントを作成する
まず、KDP公式サイトにアクセスし、お持ちのAmazonアカウントでサインインします。 初めてサインインすると利用規約が表示されるので、内容を確認して「同意する」をクリックします。 これでKDPアカウントが作成されます。セキュリティ強化のため、2段階認証の設定も求められます。
ステップ2:著者情報・支払い受取方法を登録する
次に、アカウント情報を登録します。 KDPアカウントのページ上部にある「アカウント」をクリックし、著者情報や支払い情報を入力していきます。
- 著者/出版者情報:事業の種類(個人または会社)、生年月日、氏名、住所、電話番号などを入力します。
- 支払いの受け取り方法:ロイヤリティを受け取る銀行の所在地(国)を選択し、口座情報を登録します。 日本の銀行口座を直接振り込み(EFT)先に指定できます。
ステップ3:税に関する情報を提出する
ロイヤリティの支払いを受けるには、税務情報の提出が必須です。 これは、主に米国での売上に対する源泉徴収税率を決定するために行います。 日本の居住者が手続きを行うことで、日米租税条約に基づき、米国での源泉徴収税率30%を0%に引き下げることが可能です。
アカウント情報内の「税に関する情報」セクションで、「税に関する情報を登録する」をクリックし、オンラインのインタビューに回答していきます。
- 納税者区分:「個人」を選択します。
- 米国市民・居住者かの確認:「いいえ」を選択します。
- 納税者情報:氏名などを入力し、「外国(米国以外)のTIN」の欄に12桁のマイナンバーを入力します。
- 租税条約上の優遇措置の申請:「はい」を選択し、居住者国として「日本」を選択します。
- 署名と提出:内容を確認し、電子署名(氏名をローマ字で入力)を行ってフォーム(W-8BEN)を提出します。
提出後、ステータスが「完了」となれば手続きは終了です。
ステップ4:電子書籍を登録・出版申請する
アカウント設定が完了したら、いよいよ本の登録です。KDPの「本棚」ページで「作成」ボタンをクリックし、「Kindle本」を選択します。
ステップ4:電子書籍を登録・出版申請する
- 1Kindle本の詳細:本のタイトル、著者名、内容紹介、検索キーワード、カテゴリーなどを入力します。
- 2Kindle本のコンテンツ:用意した原稿ファイルと表紙画像をアップロードします。アップロード後、オンラインプレビューで表示崩れがないか確認できます。
- 3Kindle本の価格設定:ロイヤリティプラン(35%または70%)を選択し、各国のマーケットプレイスでの販売価格を設定します。
すべての情報を入力したら、「Kindle本を出版」ボタンをクリックします。
ステップ5:出版後の審査と販売開始
出版申請後、Amazonによる審査が行われます。 コンテンツがガイドラインに準拠しているか、ファイルに技術的な問題がないかなどがチェックされます。 審査は通常72時間以内に完了し、承認されると自動的にKindleストアで販売が開始されます。
KDPのロイヤリティ(手数料)と報酬の仕組み
KDPの収益は、選択するロイヤリティプランによって大きく変わります。
2種類のロイヤリティプラン
KDPでは、35%と70%の2つのロイヤリティプランが用意されています。
- 70%ロイヤリティプラン:手取りが多くなる可能性がありますが、適用にはいくつかの条件があります。
- 希望小売価格が250円から1,250円の範囲内であること。
- Amazonでの独占販売を約束する「KDPセレクト」に登録すること。
- 売上から「配信コスト」が差し引かれること。
- 35%ロイヤリティプラン:70%プランの条件を満たさない場合に適用されます。
- 希望小売価格を99円から20,000円の範囲で自由に設定できます。
- 配信コストはかかりません。
- 他のプラットフォームでも同じ本を販売できます。
配信コストとは?
配信コストは、70%のロイヤリティプランを選択した場合にのみ発生する費用です。 これは、電子書籍のファイルサイズに応じて計算され、読者が本を購入・ダウンロードした際にロイヤリティから差し引かれます。 日本のKindleストアでの販売の場合、1MBあたり1円が配信コストとなります。
報酬の支払い時期と方法
KDPのロイヤリティは、売上が発生した月の末日から約60日後に、登録した銀行口座へ振り込まれます。 例えば、1月の売上は3月末に支払われます。
支払い方法として銀行振込(直接振り込み/EFT)を選択した場合、最低支払額のしきい値はありません。 つまり、少額でも支払いサイクルに従って振り込まれます。 ただし、小切手での受け取りを選択した場合は、通貨ごとに最低支払額(例:100米ドル)が設定されています。
Kindle出版の売上に関する確定申告
Kindle出版で得た収入は所得とみなされ、一定額を超えると確定申告が必要です。
所得の区分
KDPによる収入は、その活動実態に応じて「事業所得」または「雑所得」に分類されます。
- 事業所得:継続的に出版活動を行い、生計を立てている場合など、事業として行っている場合の所得。青色申告による特別控除などのメリットがあります。
- 雑所得:会社員などが副業として散発的に出版し、収入を得ている場合の所得。
給与所得者の場合、副業での所得(収入から経費を差し引いた金額)が年間20万円を超えると、原則として所得税の確定申告が必要です。 ただし、20万円以下でも住民税の申告は別途必要となるため注意が必要です。
経費にできるもの
確定申告では、収入を得るために直接かかった費用を必要経費として計上できます。 Kindle出版の場合、以下のようなものが考えられます。
- 表紙デザインやイラストの外注費
- 編集者や校正者への依頼費用
- 執筆のために購入した参考文献や資料の代金
- 有料フォントやデザインツールの利用料
日々の売上や経費を管理し、確定申告を効率的に行うためには、クラウド会計ソフトの利用が便利です。銀行口座やクレジットカードと連携して取引を自動で取り込み、帳簿作成の手間を大幅に削減できます。青色申告やインボイス制度にも対応した製品が多く、個人事業主や一人社長の心強い味方となります。
クラウド会計ソフト freee会計
マネーフォワード クラウド確定申告
まとめ
Kindleダイレクト・パブリッシング(KDP)は、個人や小規模な事業者が費用リスクを抑えながら、自身の知識や物語を世界に発信できる強力なプラットフォームです。アカウント登録から税務情報の設定、出版申請まで、手順は明確化されており、公式のヘルプも充実しています。ロイヤリティの仕組みや確定申告の基本を理解し、準備を整えれば、誰でも電子書籍作家としての第一歩を踏み出すことが可能です。この記事を参考に、あなたの作品をKindleストアに並べてみてはいかがでしょうか。
関連記事
- Gumroadの始め方と手数料|デジタル商品を売る手順を解説
- PromptBaseの始め方|AIプロンプト販売の手順と手数料を解説
- Fiverrの始め方|出品から出金までの手順と手数料を解説
- Etsyデジタル商品の始め方|登録から販売までの手順と手数料
コメントを残す